情報の可視化

生体センサ情報の可視化

patient-visualization大規模災害で多数傷病者の治療の優先度を決めるトリアージにおけるミスを減 らし,各傷病者の容体変化を実時間で把握できるようにするため,電子トリアー ジがセンシングした生体情報とZigBee無線により推定した屋内での傷病者の位 置をもとに,生体情報を仮想空間に反映するシステムを開発しています.現在, iPadやアンドロイドタブレットなどのタブレット端末を用いて,傷病者の情報 を拡張現実感技術を用いて表示するシステムの設計・開発も行っています.

また,電子トリアージで実時間センシングした生体情報を用いて, より多数の傷病者が生存可能となる傷病者搬送問題に取り組んでいます.

関連論文

  • Mizumoto, T., Sun, W., Yasumoto, K., Ito, M.: Transportation Scheduling Method for Patients in MCI using Electronic Triage Tag, Proc. of the 3rd Int’l. Conf. on eHealth, Telemedicine, and Social Medicine (eTELEMED 2011), pp. 156-163 (Feb. 2011).
  • 水本 旭洋, 孫 為華, 安本 慶一, 伊藤 実:多数傷病者事故での 救命率向上を目指した電子トリアージタグに基づく傷病者搬送計画手法, 第18 回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ,pp. 43-48,青島サン クマール(宮崎日南海岸)(2010-10).(最優秀論文賞受賞).

ユーザの行動履歴に基づくAR効果を用いた日常生活支援手法

yuki-na.poster屋内環境におけるユーザの行動履歴に基づく日常生活支援システ ムを提案する.一般的に,習慣的な行動はいつ行なったかなどを意識すること がなく記憶に残りにくいため,それらの行動履歴から作業順序や優先度を正し く決定することが難しい.既存研究では,これを解決するために,棚の開閉を カメラで撮影し,ユーザにその写真を提供することで,どこに何を片付けたか の記憶補助を行う手法や,行動履歴を用いて,時間を効率的に使うことのでき る手本となる行動予定を作成する手法など,作業支援や作業効率の改善を狙う 研究ががいくつか存在する.しかし,このような手法の多くは,ある特定の行 動・目的に対する支援が対象であるため,汎用性に欠けるという課題がある. 加えて,このようなユーザ支援を行うにあたり,ユーザのシステム使用時の煩 わしさを軽減するような,直観性に優れた出力を提供することが必要となる. 本論文では,これらの課題に対し,まず,空間の分割に注目した履歴管理手法 を提案する.ユーザの行動履歴を家具や空間に紐付けして履歴の管理を行う. また,履歴から導いた推奨行動を,拡張現実感技術を用いて,空間を装飾する という直観的な視覚効果で示すことで,自然にユーザの意識を誘導するような 支援方法を提案する.提案手法の有用性を確かめるため,提案システムのプロ トタイプを実装し,複数の視覚効果による支援内容の提示方法についてアンケー ト評価を行った.その結果,文字を用いた支援に比べ,ユーザが直観的にシス テムを利用できることを確認した.

関連論文

  • 中村勇貴, 山本眞也, 玉井森彦, 安本慶一, ユーザの行動履歴に基づくAR効果を用いた日常生活支援手法, DICOMO2012シンポジウム論文集

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